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ホントにやっていいの?その練習?その5

ツーサムゴルフスタジオヘッドコーチ松井丈です。

前回に引き続き、ゴルフのアドバイスで一度は聞いたことがあるレッスンワードから、危険なワードをドンドン発表して、それを解説していきたいと思います。

 

今年一発目は、ズバリ 『タメ』と『ダウンブロー』です。

 

ゴルフをそれなりにやっている人であれば一度は耳にしたことがあるこのワードですが、本当に正しいんでしょうか?

 

連続写真などの見た目であるとか、ターフの取れ方の結果を見ればその形が正しいのは間違いないのですが、見た目を真似しようとして上手くいかない方を多く見受けられます。実は私もその一人でした。

 

私の場合は、間違えて認識していましたがスイングの意識が変わったことで、タメの呪縛から放たれましたが、ダウンブローやタメを意識したところでその形にならないなんて思ってもいませんでした。

 

 

まず解かっていただきたいのは、ほとんどのゴルファーがタメやダウンブローをやろうと思うと、ダウンスイングでフェイスが開きます。そして、スライスかシャンクになります。しかもダウンブローイメージのはずなのにダフリます。結果からいうとそのスイングイメージでは、ハンドファーストのインパクトが出来ないんですよね。

 

 

第3章で書きましたが、スイング中のフェイスの向きが非常に大切なわけです。正しいフェイスの向きでダウンスイングするためには見た目だけを真似してもタメは作れません。では、どのようなイメージでクラブを動かせばタメが出来ているように見えるのでしょうか?

 

そして、ダウンブロー(ハンドファースト)でインパクトするためにはどうすれば良いのでしょうか?

 

 

これは言葉や文字だけで説明するのは非常に難しいので、写真と合わせて説明したいと思います。皆様に正しく伝わるか判りませんがやってみます。今までと同じイメージに伝わってしまったら間違いなので注意してください。

 

ではダウンブローを単純なイメージで説明します。まず振り子があります。その振り子は時計の針でいうと8時から4時までを行き来しています。支点が変わらなければ振り子が描いている最下点は常に支点の真下にあります。

振り子のイメージ2.jpeg

ゴルフのスイングでは、その振り子の最下点の左側にボールがあります。


ボールポジションのイメージ.jpeg

ダウンブローとは、最下点の手前でボールにインパクトすることを言いますので、8時の時点で支点がボールの左にずれて

支点の移動.jpeg


同じように戻るだけで最下点がボールの左になりますよね?


ダウンブローのイメージ.jpeg

この動きと形がハンドファーストのインパクトを作り、ダウンブローのスイングなのです。

ハンドファーストダウンブローのイメージ.jpeg


ハンドファーストのインパクトを作るには、グリップエンドから引き下ろし、タメをキープしてetc、なんて考えていたんじゃないですか?もしくはアドレスからハンドファーストに構えるとか?

 

ハンドファーストで構えても、元の位置にヘッドもグリップも戻ったらダフリですよね?

 

ではスイングで支点(最下点)を左にずらすためにはどうすれば良いか?

 

それは重心の移動です。いわゆる体重移動ですね。構えたところよりも重心を左に移動させるのです。

 

じゃぁそれはいつやるのでしょう?

 

答えは、切り返しの直後です。イメージ的には直前でも良いくらいです。

 

それだけでハンドファーストのインパクトが作れて

 

そのままクラブを戻すだけでOKです!

 

でもここで疑問があるはずです。

 

『タメ』です。

 

それじゃタメがないんじゃないか?っていう。

 

しかし、この動きでもちゃんとタメが出来ているように見えるから不思議なんですよね。

 

そもそもその『タメ』が余計な動きだと言われたらどう思います?錯覚だとしたら?

 

もちろん少しはタメがあっても問題ありませんが、あまり必要がなかったら根本から考え方が変わるはずです。

 

では最後に、タメやらコッキングの不必要性について書きます。

 

最初にライ角どおりにアドレスを取っているのですが、トップで必要以上にコッキングやら、ダウンスイングでタメを作ったら、インパクトに戻ったときにコッキングを解かないと空振りしてしまいますよね?で、もしコックを解きすぎたらダフルんです。

 

じゃあコッキングをしないで、タメもなるべく作らず戻ってこられたらミスって少なくなりそうじゃないですか?これに先ほどの重心移動がプラスされたらダフリは永遠に無くなりそうですよね?

 

ぜひ一度ノーコッキングイメージでショットしてみてください。何かが変わるはずです。

 

 

 

では、今日はこのへんで

 

んじゃ!

 

 

 


(2015/10/01)
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